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認知症と物忘れは別物

高齢者になれば誰でも多少なりとも出てくる物忘れと認知症の
症状とは別という事をしっかり認識する事が重要です。

物忘れとは、加齢と共に誰にでも起こる現象であり、起こっても
当然の生理的現象ですが、認知症の場合は病気であり
下記のような現象が認知症の代表的な症状です。

①日時、場所、人の名前などがわからなくなる。

②気分が落ち込んで塞ぎがちになる

③徘徊するようになる

④歩行がうまく出来なくなる

⑤物忘れがひどくなる

⑥不眠がちになり、夜になると興奮する

⑦暴力を振るうようになる

⑧判断力が落ちて、人違いなどをするようになる

⑨簡単な計算などが出来なくなる

⑩失禁したりする事がある

など

以上のような事が見られる場合は、単なる加齢による物忘れとは
違うと考えられますので、専門家に診てもらう必要があります。

本人に自覚症状はないので、家族など周りの人が注意して
観察してあげる事が大切です。

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